バルセロナで電動キックボードを買った
海外に行ったときにこんなものを見たことありませんか?
これ、スペイン語でPatinete electricoと呼ぶんですが、めちゃくちゃ街中で見かけます。
電動キックボードで、大体最高速度25~30キロ/h, 走行可能距離30kmという原付のライト版のようなものと思っていただいていいと思います。
バルセロナでは自転車より断然こっちのほうが多く利用されていて、特に上の写真のXiomiのM365というのが人気のようです。
何が良いかって未来感ですよね。数年前から流行のようですが、日本からみるとかなり先を行ってるような感じがします。
それに日本ではこのようなものに乗るためにはナンバープレートとミラー、ヘルメット着用必須と、原付と同じ扱いになってしまうんですが、バルセロナでは免許も必要ないですし、自転車と同じ扱いです。
値段も写真のものが大体4万円くらいなのに対し、日本で同様のものを買おうとすると10万円くらいするそうです。
つまり気軽にみんなが買えて、乗れる環境が整っていると言えます。
ただ誰でも乗れるからこそ問題にもなっていて、事故も数は多くありませんが起きています。スピード結構でるので自分や周りの人を危険に晒さないように気をつけて乗る必要があります。
買った
とりあえず買うしかない…
ということで買いました。
見た目がXiomiのに比べてすこし劣るかもしれませんが、こいつも立派なPatineteです。
SmartGyro XDです。最高時速25キロ/時, 走行可能距離15km, 150€!です。
鉄パイプ感がしますが、強度がしっかりしている証拠です。
ちなみにXiomiのはカーボンだと思われます。
購入してすぐにトラブルが
実はこれ組み立て式で、アクセル・ブレーキ・ハンドルを自分でつける必要がありました。
といっても単純な仕組みでパイプ部分に部品をはめてネジで固定するだけなんですが、
なんですが、パイプが太すぎるのか部品が小さいのかわかりませんでしたが、どうやってもはまりません。
オリーブオイルで摩擦を小さくしてもはまりませんでした。
絶対おかしいということで購入したfnac(電気屋さん)へ行きました。
fnacでのやりとり
私「さっき購入したキックボードが組み立てられないんですが、多分壊れていると思います。」
fnac修理センターguy「ショップのほうに聞いてみて」
私「さっき購入したキックボードが組み立てられないんですが、多分壊れていると思います。」
ショップ店員「これは壊れているねぇ。。でも俺プロモーターだからどうすればいいのか分からない」
私「さっき購入したキックボードが組み立てられないんですが、多分壊れていると思います。」
雰囲気マネージャーっぽいひと「俺についてこい」
雰囲気マネージャー「彼の買ったものが壊れているみたいんだけど」
fnac修理センターguy「確かに。対応します」
ということで修理されることに。マネージャーっぽい人かっこよかったです。
偉い人に言ったほうが話が早いのはどこも同じですね。
返金か新品への交換を要求したんですが、「これは壊れている。だから修理しないと」の1点張り。
(あとでスペイン人の同僚に聞いたら普通は返金されるとのこと。押しが足りなかったようです)
買ってから1時間くらいしか経ってないんですが、箱ごとfnacへ預けました。
カウンターを覗くと同じキックボードが修理受付済みって感じで置かれていて、壊れやすいモデルなんだなと。。ちゃんと事前に調べないとだめですね。
進展があったらメールするよということでその日は帰宅。
4週間後
4週間後、急に修理が終わったからいつでも取りに来てねと連絡が。
早速取りに行ってみるとどこをどう直したのか分からないけど、部品を簡単にはめることができて感動しました。
ただ、箱が見当たらない
ついでにネジを締めるためのレンチも見当たらない
私「箱ないよ。中に充電器入ってたんだけど」
fnac修理センターguy「預かってないよ。本体とハンドルしかないよ」
確かに受付票みたいなものには本体とハンドルしか書いてなくて、サインしてしまっていたので泣く泣くvaleと言いました
爽快感
ちょっと助走をつけてアクセルをおそるおそる開放してみると、グンッと加速して進んでいって、気持ちいいです。
この感覚は他では味わったことがないと思います。
上りは低価格帯のコイツでは少々荷が重かったのか歩くより少し早い程度でしか進みません。上りはXiomiのものか他のスポーツタイプのものが圧倒的に強いです。
まとめ
まとめると、Xiomi買ったほうがよいです。
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