ルートテーブルのdstやセキュリティグループのsrcやdstとしてAWSサービスのIPを指定したい時、
AWSが作成・管理するマネージドプレフィックスリストというものが使用できる。

そのプレフィックスリストのID一覧が欲しいときがあったのでリストアップ。

現時点でS3とDynamoDB、CloudFrontが対応。
リージョンは大阪(ap-northeast-3)以外が対応。

ウェイト

一覧の前に、プレフィックスリストにはウェイトという概念がある。
マネージドプレフィックスリストを使う場合注意する必要があるので紹介する。

セキュリティグループやルートテーブルのエントリ数にはクォータが掛かっており、
それをどのくらい消費するかの数になる。

特にCloudFrontを使う場合は注意が必要。

CloudFrontの場合以下のようになる(公式ドキュメントからの引用)

• セキュリティグループでは、55 個のルールとしてカウントされます。デフォルトのクォータには 60 個のルールがあり、セキュリティグループのルールには残り 5 個しか追加できません。このクォータに対して、クォータの増加をリクエストすることができます。
• ルートテーブルでは、55 個のルートとしてカウントされます。デフォルトのクォータのルートは 50 個のため、プレフィックスリストをルートテーブルに追加する前に、クォータの増加をリクエストする必要があります。

プレフィックスリスト一覧

なるべく更新するが値はあくまで参考に。(2022.5.26更新)

CloudFront以外

CloudFrontはCIDRが共通なので別テーブル。

CloudFrontのみ

CIDRは同じようだが、リージョンによってIDが異なる。